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看護師パート勤務という働き方

Yさんは結婚を機に一度退職し、子供が3歳になったころにパートタイム勤務で現在の病院に就職したそうです。

 

パートタイム出身の主婦が看護部長になるケースはなかなか珍しい話です。
復職説明会の時に、ブランクができてしまった看護師にこの話をするとみなさんとても驚かれるそうです。

 

Yさん自身は若いころから結婚願望が強く、結婚したら旦那さんを支え家庭を守るために専業主婦として暮らすことを希望していました。
しかし実際に専業主婦として暮らしてみると、看護師としての仕事に戻りたいと思うようになったのです。
そこで子供が3歳になったのを目途にパートタイムとして再び働くことにしたのです。

 

看護師になったばかりの頃は、モニターの音や救急車のサイレンが自宅にいても耳鳴りのように聞こえて憂鬱な気分になったそうですが、数年のブランクを経て戻った職場は楽しくて仕方なかったそうです。

 

復帰してから1年半後には第二子を妊娠し、半年ほど育児休暇を貰いましたが、その後正社員として復帰して、夜勤を免除されながら働き、数年後には主任を任されるほどになったのです。

 

仕事を好きと思えるようになったのは、病棟の主任さんの力によるものが大きかったそうです。
新人でもパートでも、看護師全員の意見を尊重してくれ、提案をすると「じゃぁやってみたら」と言ってくれる人だったのです。

 

また管理職は座っている人というイメージを覆し誰よりも動き回っているのが病棟主任だったそうです。
彼女のような看護師に私もなりたいと思ったことから理想の看護師像ができあがり、看護師として働くことが楽しくなったそうです。

怒られたことがない看護師なんていない!

Yさんが新人時代に働いていた病院も、憧れの師長がいた実習病院の脳神経外科病棟でした。
本来、新卒は取らないという方針だったにも関わらず、Yさんの熱心に撒けて配属してもらうことができたそうです。

 

新人だったYさんは相当失敗したと語ります。
先輩に言われたことをメモするのを忘れ、薬の準備を間違えてしまう。
モルヒネのアンプルを握りつぶしてしまう。
失敗しすぎて一つ一つを覚えていられないほどミスをしたそうです。

 

そのたびに先輩たちから「だから新卒は取りたくなかったのに!」と言われたそうです。
しかし反面で「あんたは打たれ強いね!」と苦笑されることもあったそうです。

 

Yさんは怒られることはそれほど辛くなかったと言います。
なぜなら失敗しているのだから、怒られるのは当然だと思っていたからです。
新卒だから仕方ないでしょ、と思っていることもあったそうです。

 

看護部長となった現在、Yさんが大事にしているのは「自分がどうしたいか」ということです。
子育てをしながら働くなら、自分がどれくらい働きたいか、働けるのかなど自分で働き方を決めなくてはいけません。
周囲の人の意見に振り回されるのではなく、自分を大事にして働き方を決めましょう。
勿論子育てをしながら働くのは病院の協力があってこそですが自分がどうしたいのかを一番優先して考えるのが良いですね。