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本当の退職理由は結婚ではない

退職理由は人それぞれですが、"労働条件が悪いこと" "人間関係が良くないこと" "身体がついていかないこと" "向いていないと感じること"などは、看護師の仕事をする上で 差し障りのあるマイナス要因です。それに対して "結婚"は、おめでたい事柄。それなのに、どうして 結婚を理由に辞める人が多いのでしょうか?

 

よく、「結婚だったら了解してくれる」という話を耳にします。つまり、「結婚します」と言わない限り、辞めさせてもらえないのです。これは 看護の仕事が結婚とは両立しないことが前提になっているため。しかし 本来なら、おめでたいことによって 看護師の仕事をさらに充実してほしいと願うべきところです。

 

それに、辞めたいと感じる理由の中に"結婚"が挙げられていない事を考えると、「辞めたい理由はいろいろあるが、結婚を前面に出せば無難」といった印象を受けます。看護の仕事は、「結婚したら辞めてもいいや」と思える程度のものなのでしょうか?

 

機会があれば辞めたいと思っている看護師たちの本質的な理由を理解し 改善しない限りは、こうした現象は繰り返されることでしょう。寿退社を逃げ道や隠れ蓑にしてしまわないためにも、組織や人を育てる意味でも、看護部は 人が離れる本当の理由に向き合う必要があるでしょう。